パキラは、生命力旺盛で育てやすい観葉植物として人気がありますが、適切な育て方がわからないと枯れてしまうこともあります。
このブログ記事では、パキラを元気に育てるためのポイントを5つ紹介するだけでなく、それぞれのポイントをさらに詳しく解説し、失敗しないための具体的な方法も加えました。
パキラを長年愛でている方から、初心者の方まで、どなたでも役立つ内容になっています。
1. 適切な置き場所を選ぶ
パキラは、日光が好きな植物です。しかし、直射日光に長時間当てると葉焼けしてしまうので、レースカーテン越しなど、柔らかい光が当たる場所に置きましょう。
また、風通しの良い場所を選ぶことも大切です。風通しが悪いと、根腐れや病害虫が発生しやすくなります。
夏は、直射日光を避け、涼しい日陰に移動させましょう。冬は、レースカーテンを外して日光を十分に当ててください。
2. 水やりは控えめに
パキラは、過湿に弱い植物です。水やりのポイントは、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えることです。鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与え、受け皿に溜まった水は捨てましょう。
夏は、朝か夕方に水やりを行い、葉に水がかからないように注意してください。冬は、水やりの頻度または量を半分程度に減らし、土が完全に乾いてから水を与えましょう。
なお、水道水を使う場合は、カルキ抜きをしたものを使用しましょう。
3. 肥料は控えめに
パキラは、肥料の与えすぎにも弱く、肥料を与えすぎると、肥料焼けを起こしてしまうことがあります。肥料は、観葉植物用のものを選び、春と秋に2~3ヶ月に1回のペースで与えましょう。基本的にはパッケージの説明に従って、適量を与えて下さい。
もし、葉が黄色くなったり、茶色くなったりしたら、肥料の量を減らして調整しましょう。
4. 剪定はこまめに
パキラは、成長が早い植物です。そのため、こまめに剪定して形を整える必要があります。剪定の時期は春か秋に行い、徒長した枝や、葉が密集している枝を剪定しましょう。
剪定する際は、剪定バサミを使って枝を斜めに切り、余裕があれば切り口に癒合剤を塗ると、病害虫の侵入を防ぐことができます。
5. 病害虫に注意する
パキラは、カイガラムシやハダニ、コナジラミなどの病害虫が発生しやすい植物です。
葉の裏側などをよく観察し、病害虫を見つけたらすぐに駆除しましょう。市販の薬剤を使用するか、手で取り除いて下さいね。
また、できるだけ風通しの良い場所に置き、葉水を与えることで、病害虫の発生を防ぐことができます。
普段から意識しておきたいパキラのお手入れ
- 植え替えは、2~3年に1回のペースで行いましょう。
- 葉に埃が溜まったら、柔らかい布で拭き取りましょう。
まとめ
パキラは、生命力が強く、比較的育てやすい植物です。生き生きとしたパキラを育てるためには、観察を怠らず、パキラの状態に気を配るようにして下さいね。
今回まとめたポイントを参考に、ぜひパキラを元気に育ててください。